稽古の内容

稽古は礼に始まり、準備体操、柔軟体操の後、基本練習・組手練習・形稽古の順番で行います。

また、空手以外にも体幹運動やリズム、敏捷性を養う体操を取り入れながら、楽しい雰囲気の中で行っています。

幼児・小学生・中学生・高校生・成年まで男女を問わず、幅広い年齢が参加しており、学年や学校、地域を超えて交流しています。

指導者は日本体育協会 公認スポーツ指導員の資格を持っています。環境や体調に応じて休憩と水分補給を行い、安全や体調に注意しながら、初心者や幼児など体力、技術に応じてクラス分けして指導するなど、指導者が適切なメニューを立てます。

昇段審査と大会前は組手試合の練習、形試合の稽古を指導者からマンツーマンで行うこともあります。

各大会と昇段昇級審査の日程は行事予定をご確認ください。

基本稽古

基本稽古とは組手、形から最も基本的な動作、技を抽出して反復練習するものです。立ち方、受け、突き、蹴り、移動を繰り返し練習します。初心者、熟練者含めて基本動作を繰り返すことで、空手の基礎体力と技の精度、スピード、体幹の使い方を学び、意識しなくともできるように、体で覚えていきます。

単純な稽古で、飽きやすいですが、最も重要な稽古と位置付けています。


組手練習

組手とは2人組となり、相手と向き合いながら、実際に空手の技を練習します。顔面への接触、打撃は反則となります。安全具、防具を適時使いながら、怪我がないように安全面に配慮しながら、練習します。

ルールは公益財団法人全日本空手道連盟試合規定に基づき、指導者は公認審判資格を有しています。


形の稽古

形とは仮想した相手へ攻防一体となった技を連続して行う沖縄から伝承された空手独自の稽古方法です。形を反復稽古することで、技の極め、下半身と体幹を鍛え、方向転換を学びます。

形にも試合があり、2名で演武して優劣を競います。